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    決算 2020/10/29 16:25
    (6963) ローム 中間期経常利益は37.3%減 通期は35.7%減を計画
    ロームは2021年3月期第2四半期(4-9月)の経常利益は37.3%減の117億円となった。自動車関連市場を中心に減収になったことが影響した。新型コロナウイルスのサプライチェーンへの影響は、フィリピンやマレーシアの生産拠点で一時的な工場の稼働制限を受けたが、業績への大きな影響は無かった。また、9月以降は通常稼働に戻ったとしている。

    セグメント別では、LSIの利益は40.6%減の37億円。自動車向けでは市場低迷でインフォテインメント向けの電源や各種ドライバICなどが減少。産業機器関連ではFA関連市場向けを中心に下げ止まり感。民生機器関連市場ではPC向けが好調な一方、スマートフォンやAV機器向けなどを中心に厳しい状況となった。

    半導体素子の利益は0.8%増の76億円。トランジスタやダイオードは産業機器関連市場無機で改善傾向が見られる一方、自動車関連市場向けは減少した。パワーデバイス部門は自動車向けで減少。半導体レーザーは家電市場を中心に増加した。

    また、通期業績予想を発表し、経常利益は35.7%減の230億円を計画する。

    ロームの株価は150円安の8480円で推移している。

株式情報更新 (5月2日)


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