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    決算 2020/8/4 13:06
    (3407) 旭化成 4-6月の経常利益は31.3%減 通期営業利益は32.3%減~26.7%減を計画
    旭化成の2021年3月期第1四半期(4-6月)の経常利益は31.3%減の302億円となった。繊維やケミカル、リチウムイオン二次電池用セパレータなどのマテリアルは新型コロナウイルスの影響を受けて減益となったが、住宅は増益を達成した。

    セグメント別では、繊維やケミカル、リチウムイオン二次電池用セパレータなどのマテリアルの営業利益は65.7%減の89億円。数量減や石化原料市況の悪化、自動車関連市場や衣料関連市場の大幅な需要減退の影響を受けた。

    住宅は8.4%増の108億円。不動産部門の分譲の好調や新型コロナウイルスの影響による部材納入遅れのため、建築請負部門での引き渡しの一部が当期にずれ込んだことなどが寄与した。

    ヘルスケアは22.9%増の155億円。人工呼吸器やウイルス除去フィルターなどの販売数量が増えた。

    2021年3月期の営業利益予想を32.3%減~26.7%減の1200億円~1300億円とした。マテリアルでは自動車台数の回復などを想定するも50%程度の減益、住宅では活動制約などが徐々に改善することを想定するも30%程度の減益、ヘルスケアは人工呼吸器の需要落ち着きや医薬・医療事業の固定費が下期に発生するも25%程度の増益を想定する。

    旭化成の株価は82.3円高の849.9円で推移している。

株式情報更新 (5月18日)


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