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    決算 2020/5/8 14:28
    (8058) 三菱商事 20年3月期当期利益は9.4%減 21年3月期は未定も132円から134円への増配を計画
    三菱商事の2020年3月期当期利益は9.4%減の5353億円となった。通期は12%減の5200億円を計画しており、計画を153億円上回った。石油化学事業で取引数量が減少、豪州原料炭事業で市況下落や生産コストが上昇、原油デリバティブ取引関連の損失などから減益となった。

    主なセグメント別純利益では、金属資源は豪州原料炭事業の収益減少や海外精錬事業での減損損失計上などで15.9%減の2123億円、天然ガスLNG関連事業における持分利益の減少や北米シェールガス事業における一過性損失などで21.3%減の703億円、自動車・モビリティは三菱自動車への投資の減損損失やアジア自動車事業の利益減少などで79.8%減の196億円となった。

    2021年3月期の業績予想は未定としている。新型コロナウイルスの影響などが見極め可能となった段階で、打ち手及びその効果を勘案の上、公表するとしている。なお、年間配当は132円から134円への増配を計画する。

    三菱商事の株価は101円高の2329.5円で推移している。

株式情報更新 (5月14日)


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