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    決算 2020/5/8 14:03
    (8053) 住友商事 20年3月期当期利益は46.5%減
    住友商事の2020年3月期当期利益は46.5%減の1713億円となった。資源価格の下落などでボリビア銀・亜鉛・鉛事業での減益や米国を中心とした鋼管事業での減損損失の計上などから減益となった。

    セグメント別では、金属事業の利益は▲500億円(前期は404億円)。北米鋼管事業の減益や海外スチールサービスセンター事業の低調な推移、米国を中心とした鋼管事業で全損損失を計上したことなどが影響した。

    輸送機・建機事業は42.3%減の300億円。船舶事業や自動車関連事業の低調や建機販売事業が減益となった。

    インフラ事業は4.1%減の617億円。大型EPC案件の建設や発電事業が堅調に推移した。

    メディア・デジタル事業の利益は19.3%減の383億円。前期に資産入れ替えに伴う一過性利益の計上やミャンマー通信事業での決算期の変更が影響した。

    生活・不動産事業は21.8%増の513億円。国内主要事業や不動産事業が堅調に推移した。

    資源・化学品事業は36.9%減の432億円。資源価格の下落でボリビア銀・亜鉛・鉛事業や豪州石炭事業が減益となった。

    2021年3月期の業績予想は未定としている。各国のロックダウンが解除されるなど、経済活動再開に係る情報を確認、精査した上で公表するとしている。株主還元では、2019年度並みの配当水準を維持するとしている。

    新型コロナウイルスの影響では、金属、輸送機・建機、資源・化学品事業で大きな影響が出始めている。インフラ、メディア・デジタル、生活・不動産事業では大きな影響が生じておらず、底堅く推移しているとしている。

    住友商事の株価は86.5円高の1280円で推移している。

株式情報更新 (5月18日)


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