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    決算 2020/5/8 11:49
    (3401) 帝人 20年3月期経常利益は9.8%減 21年3月期は26.4%減を計画
    帝人の2020年3月期経常利益は9.8%減の543億円となった。通期は10.4%減の540億円を計画しており、計画を3億円上回った。高尿酸血症・痛風治療剤「フェブリク」などのヘルスケア領域の減益や為替の影響で減益となった。

    セグメント別では、自動車や衣料用繊維などのマテリアル領域の営業利益は9.3%減の213億円。ポリカーボネート樹脂市況の低下の影響などで減益となった。

    高尿酸血症・痛風治療剤「ファブリク」などのヘルスケア領域の営業利益は8.2%減の326億円。欧米での後発品の影響を受けて減益となった。

    電子コミック配信サービスや病院・企業向けITサービスのその他の営業利益は11.6%増の80億円と好調に推移した。

    2021年3月期は26.4%減の400億円を計画する。マテリアルが57.7%減の90億円、ヘルスケアが14.1%減の280億円、その他は横ばいの80億円と計画する。

    業績予想の前提は、新型コロナウイルスの影響で第1四半期は国内外の経済活動が大きく影響を受けるものの、第2四半期から徐々に正常化していくことを前提として策定したとしている。

    帝人の株価は29円高の1681円で推移している。

株式情報更新 (4月26日)


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