注目銘柄
マイクロン・テクノロジーの四半期決算がハイパースケーラーによるAI投資の高水準継続を示したことで、半導体・製造装置株に激しい買いが殺到した。一方でアップルが主要製品の値上げを電撃発表し、需要減退を嫌気した売りが6%超の急落を招いた。ダウは続伸したものの上値は重く、ナスダックは4日続落した。
NYダウ平均 51,920.62(前日比 +71.72)
ナスダック 25,358.60(前日比 −118.03)
ダウは一時800ドルを超える上昇を演じ、直近の最高値(51,999ドル)を短時間ながら上回る場面があった。ただ午後に利益確定売りが膨らみ、終値は前日比72ドル高の51,920ドルと小幅続伸にとどまった。ナスダックは前日比118ポイント安の25,358と4日続落し、直近の高値から乖離が広がった。半導体指数(SOX)はマイクロン効果を全面に受けて3.59%高の13,940.87と急伸し、指数間の明暗を際立たせた。
前日夜に発表されたマイクロンの決算と業績見通しは市場予想を大幅に上回り、AIクラウドインフラ向けメモリー需要の旺盛な継続を鮮明にした。半導体製造装置のアプライド・マテリアルズが13.41%の急騰を演じ、ラム・リサーチが7.20%高と大商いを伴って続伸した。クアルコムも3.79%高、AMDが2.46%高と連れ高となった。データセンター向け発電設備を手掛けるキャタピラーは6.29%高と急伸し、AI電力インフラ需要の恩恵株として資金が集中した。メルクが4.02%高、ユナイテッドヘルスが2.39%高とディフェンシブ株にも買いが波及した。
ホルムズ海峡での貨物船攻撃が報じられると、中東情勢の緊張を背景に原油輸送の正常化に時間を要するとの懸念が台頭し、WTI原油先物は71.64ドルへ2%超急伸した。エネルギーコスト上昇への警戒が市場の重荷となるなか、前日夕に公表されたFRBの大手32行対象ストレステストが全行合格の結果を示し、複数の金融機関が増配と自社株買いを相次いで発表した。JPモルガン・チェースをはじめ金融株が上昇し、ダウを下支えした。米10年債利回りは4.392%と小幅低下した。
マグニフィセントセブンではアップルの急落が際立った。同社はメモリー価格高騰を背景に「アイパッド」「マックブック」など主要製品の値上げを発表し、消費者の需要減退を懸念する売りが殺到した。終値は6.11%安の275.15ドルと急落し、ダウとナスダック双方の重荷となった。マイクロソフトも「Xbox」の値上げが嫌気され3.45%安の352.83ドルで引けた。アマゾンは3.09%安、メタは2.65%安と売り込まれた。エヌビディアはSOX急伸に逆行して1.63%安の195.74ドルと軟調だった。アルファベットは0.45%安の小幅安、テスラは0.10%安と横ばい圏にとどまった。
5月のPCEコア物価指数は前年同月比3.4%上昇と4月から加速したが、市場予想と一致したことでインフレ警戒の高まりは回避された。消費関連ではウォルト・ディズニーが3.03%安、ウォルマートが2.70%安と売られた。ドル円は161.79円と前日比ほぼ変わらずで推移した。
NYダウ平均 51,920.62(前日比 +71.72)
ナスダック 25,358.60(前日比 −118.03)
ダウは一時800ドルを超える上昇を演じ、直近の最高値(51,999ドル)を短時間ながら上回る場面があった。ただ午後に利益確定売りが膨らみ、終値は前日比72ドル高の51,920ドルと小幅続伸にとどまった。ナスダックは前日比118ポイント安の25,358と4日続落し、直近の高値から乖離が広がった。半導体指数(SOX)はマイクロン効果を全面に受けて3.59%高の13,940.87と急伸し、指数間の明暗を際立たせた。
前日夜に発表されたマイクロンの決算と業績見通しは市場予想を大幅に上回り、AIクラウドインフラ向けメモリー需要の旺盛な継続を鮮明にした。半導体製造装置のアプライド・マテリアルズが13.41%の急騰を演じ、ラム・リサーチが7.20%高と大商いを伴って続伸した。クアルコムも3.79%高、AMDが2.46%高と連れ高となった。データセンター向け発電設備を手掛けるキャタピラーは6.29%高と急伸し、AI電力インフラ需要の恩恵株として資金が集中した。メルクが4.02%高、ユナイテッドヘルスが2.39%高とディフェンシブ株にも買いが波及した。
ホルムズ海峡での貨物船攻撃が報じられると、中東情勢の緊張を背景に原油輸送の正常化に時間を要するとの懸念が台頭し、WTI原油先物は71.64ドルへ2%超急伸した。エネルギーコスト上昇への警戒が市場の重荷となるなか、前日夕に公表されたFRBの大手32行対象ストレステストが全行合格の結果を示し、複数の金融機関が増配と自社株買いを相次いで発表した。JPモルガン・チェースをはじめ金融株が上昇し、ダウを下支えした。米10年債利回りは4.392%と小幅低下した。
マグニフィセントセブンではアップルの急落が際立った。同社はメモリー価格高騰を背景に「アイパッド」「マックブック」など主要製品の値上げを発表し、消費者の需要減退を懸念する売りが殺到した。終値は6.11%安の275.15ドルと急落し、ダウとナスダック双方の重荷となった。マイクロソフトも「Xbox」の値上げが嫌気され3.45%安の352.83ドルで引けた。アマゾンは3.09%安、メタは2.65%安と売り込まれた。エヌビディアはSOX急伸に逆行して1.63%安の195.74ドルと軟調だった。アルファベットは0.45%安の小幅安、テスラは0.10%安と横ばい圏にとどまった。
5月のPCEコア物価指数は前年同月比3.4%上昇と4月から加速したが、市場予想と一致したことでインフレ警戒の高まりは回避された。消費関連ではウォルト・ディズニーが3.03%安、ウォルマートが2.70%安と売られた。ドル円は161.79円と前日比ほぼ変わらずで推移した。
