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    アマゾン、AWS28%成長とAI投資加速で営業利益30%増 次期も強気ガイダンス
    アマゾン(AMZN)の2026年第1四半期決算は、売上高が前年同期比17%増の1,815億ドル、営業利益は同30%増の238億5,200万ドルに達した。純利益は302億5,500万ドル、希薄化後EPSは2.78ドルで、前年同期の1.59ドルから大幅に改善した。北米事業は売上高1,041億ドル(12%増)、営業利益83億ドル(42%増)、国際事業は売上高398億ドル(19%増)、営業利益14億2,400万ドル(40%増)と堅調。特にAWSは売上高376億ドル(28%増)、営業利益142億ドル(23%増)とクラウド事業の成長が牽引した。営業利益率は全体で13.1%に上昇し、前年同期の11.8%から改善した。営業キャッシュフローは過去12か月で1,485億ドル(30%増)と好調だが、AI関連設備投資の増加でフリーキャッシュフローは12億ドルに減少した。

    次期第2四半期のガイダンスは売上高1,940億~1,990億ドル(前年同期比16~19%増)、営業利益200億~240億ドルと強気を維持。Prime Dayの開催を織り込み、AIチップの需要増加やAWSの大型契約が成長を支える見込みだ。特にAI関連のカスタムチップ事業は20億ドル超の年商規模に達し、OpenAIやAnthropicとの大型契約が2027年から本格化する。広告事業も年間700億ドル超の収益規模に拡大し、物流の即日配送強化や新規AIサービスの展開が収益拡大に寄与している。

    今回決算は、売上・利益率の改善とAI投資による成長期待の高まりが鮮明で、市場にとっては買い材料と評価されやすい。特にAWSの28%成長とAIチップの大型契約は中長期の収益基盤強化を示唆し、強気ガイダンスも投資家心理を支える要因となる。一方で、AI関連設備投資増加によるフリーキャッシュフローの大幅減少は短期的な警戒材料となる可能性がある。総じて、成長性と収益性の両面で評価見直しが進む局面といえる。

株式情報更新 (4月30日)


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