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    HCAヘルスケア、2026年第1四半期は売上高増加も利益成長は限定的
    HCAヘルスケア(HCA)は2026年第1四半期の決算を発表し、売上高が前年同期比4.3%増の191億900万ドルとなった。営業利益にあたる調整後EBITDAは3.8020億ドルで前年同期比1.9%増加したが、営業利益率は前年の20.4%から19.9%に若干低下した。純利益は16億2000万ドルとほぼ横ばいで、希薄化後1株当たり利益(EPS)は7.15ドルと前年の6.45ドルから10.9%の増加を示した。

    入院患者数は同施設ベースで0.9%増加し、同等入院患者数も1.3%増加したが、呼吸器関連の入院が前年同期比42%減少し、緊急外来訪問も32%減少したことが全体のボリュームに影響を与えた。また、1月の冬季嵐による一部地域での患者数減少もマイナス要因となった。一方で、メディケイドの補助金プログラムの追加認識により収益面の下支えがあった。

    資産面では現金及び現金同等物が9億4000万ドル、総負債は480億2300万ドル、総資産は614億5000万ドルとなった。営業活動によるキャッシュフローは前年同期比22.0%増の20億1400万ドルに拡大し、株式の自社株買いも31万5700株、15億7100万ドル分実施している。

    市場は売上高の増加とEPSの改善を評価しつつも、呼吸器関連の患者数減少や手術件数の減少が利益成長の足かせとなったとみている。今後は、メディケイド補助金の持続性や患者数回復の動向、さらにコスト管理の効率化が焦点となる。特に、パンデミック後の医療需要の変動や政策変更の影響を注視しつつ、安定的な収益成長を目指す戦略が求められるだろう。
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株式情報更新 (4月26日)


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