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    【3月コアPPI】前月から大幅減速も、インフレ鈍化ペースに警戒感
    3月の米コアPPI(生産者物価指数、月次)は前月比0.1%と、予想と一致したものの前月の0.4%から大幅に減速した。市場では一見してインフレ圧力の緩和を示す良好な結果と評価されたが、反応は限定的だった。

    債券市場では長期金利がわずかに低下し、ドルも小幅下落となった。しかし株式市場の反応は鈍く、投資家の間では単月の改善に対する慎重な見方が支配的となった。

    市場では予想通りの結果を適正に評価したとの見方がある一方で、インフレ鈍化のペースが想定より緩慢との警戒論も根強い。前月の0.4%という高い数値からの反動面もあり、トレンド転換を判断するには時期尚早との声が多い。

    本質は川上の生産者レベルでのインフレ圧力が依然として粘着性を持っていることにある。サービス業のコスト上昇が続く中、単月の改善では消費者物価への波及抑制効果は限定的だ。

    資金フローでは金利敏感株への買いが散見されたが、規模は小さく全体的な資金再配分には至らなかった。焦点は4月CPIでの消費者レベルでの物価動向と、FRBの利下げ期待の修正に移る。投資判断では性急な金利低下期待は禁物だ。

株式情報更新 (4月27日)


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