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【米国株式市況】イランへの攻撃報道が引き金、原油急騰と金利上昇がダウ・ナスダックを押し下げ
イランのウラン関連施設や鉄鋼工場が米国・イスラエルによる攻撃を受けたと伝わり、地政学リスクが一気に高まった3月27日、ダウは大幅反落して45,166.64ドルで引けた。
NYダウ平均 45,166.64(前日比 −793.40)
ナスダック 20,948.36(前日比 −459.72)
イランへの軍事攻撃報道が相場の引き金を引いた。アラグチ外相がSNSで報復を宣言したことで中東情勢の不透明感が急速に増し、投資家のリスク回避姿勢が鮮明となった。テクノロジー株を中心に幅広い銘柄が売られ、ナスダックも大幅安となった。半導体指数(SOX)は7,457.67と前日比128.20ポイント安で引け、地合いの悪化を映した。
攻撃報道 → 中東緊張の高まり → WTI原油急騰(99.64ドル、5.46%高) → インフレ再燃懸念 → 米10年債利回り上昇(4.44%)→ 株式バリュエーションへの下押し圧力、という連鎖が鮮明に表れた1日だった。原油は2022年以来の高値圏に迫り、ホルムズ海峡封鎖による供給不安が市場心理を圧迫した。トランプ大統領はイランのエネルギーインフラへの攻撃を4月6日まで一時停止すると表明したが、市場の動揺を抑えるには至らなかった。
エネルギーセクターはWTI急騰を受けて逆行高となった。シェブロンは前日比1.61%高と上昇し、資源株への資金移動が目立った。一方、消費・生活関連は軟調で、マクドナルドが0.98%安、ウォルト・ディズニーも2.45%安で引けた。金融セクターはリスクオフの流れに押され、JPモルガン・チェースが3.02%安、ビザも3.27%安と大きく売られた。クラウド・ソフトウェアもセールスフォース3.40%安、シスコシステムズ2.72%安と軟調だった。半導体ではアームが6.89%安と急落し、クアルコムも2.62%安となった。
マグニフィセントセブンはほぼ全面安となった。アルファベットは2.34%安。メタは4.00%近い下落で525.72ドルと大きく売られた。アマゾンは3.95%安、マイクロソフトも2.51%安で引けた。エヌビディアは2.17%安の167.52ドルと上値の重い展開が続き、テスラは2.76%安と売りが優勢だった。アップルは1.61%安と相対的に下落幅は小さかったものの248.80ドルで着地した。
ミシガン大学消費者信頼感指数(3月末)は53.3と、市場予想の54.0を小幅に下回った。景況感の悪化を示す数値がリスクオフムードに重なり、株式・金利ともに神経質な動きを後押しした。
イランのアラグチ外相が「相応の重い代償を支払わせる」とSNSで表明したことが市場に伝わり、地政学リスクの根強さが改めて意識された。一方、トランプ大統領はエネルギーインフラへの攻撃停止延長を表明し、交渉継続の姿勢も示したが、停戦への期待は限定的にとどまった。
NYダウ平均 45,166.64(前日比 −793.40)
ナスダック 20,948.36(前日比 −459.72)
イランへの軍事攻撃報道が相場の引き金を引いた。アラグチ外相がSNSで報復を宣言したことで中東情勢の不透明感が急速に増し、投資家のリスク回避姿勢が鮮明となった。テクノロジー株を中心に幅広い銘柄が売られ、ナスダックも大幅安となった。半導体指数(SOX)は7,457.67と前日比128.20ポイント安で引け、地合いの悪化を映した。
攻撃報道 → 中東緊張の高まり → WTI原油急騰(99.64ドル、5.46%高) → インフレ再燃懸念 → 米10年債利回り上昇(4.44%)→ 株式バリュエーションへの下押し圧力、という連鎖が鮮明に表れた1日だった。原油は2022年以来の高値圏に迫り、ホルムズ海峡封鎖による供給不安が市場心理を圧迫した。トランプ大統領はイランのエネルギーインフラへの攻撃を4月6日まで一時停止すると表明したが、市場の動揺を抑えるには至らなかった。
エネルギーセクターはWTI急騰を受けて逆行高となった。シェブロンは前日比1.61%高と上昇し、資源株への資金移動が目立った。一方、消費・生活関連は軟調で、マクドナルドが0.98%安、ウォルト・ディズニーも2.45%安で引けた。金融セクターはリスクオフの流れに押され、JPモルガン・チェースが3.02%安、ビザも3.27%安と大きく売られた。クラウド・ソフトウェアもセールスフォース3.40%安、シスコシステムズ2.72%安と軟調だった。半導体ではアームが6.89%安と急落し、クアルコムも2.62%安となった。
マグニフィセントセブンはほぼ全面安となった。アルファベットは2.34%安。メタは4.00%近い下落で525.72ドルと大きく売られた。アマゾンは3.95%安、マイクロソフトも2.51%安で引けた。エヌビディアは2.17%安の167.52ドルと上値の重い展開が続き、テスラは2.76%安と売りが優勢だった。アップルは1.61%安と相対的に下落幅は小さかったものの248.80ドルで着地した。
ミシガン大学消費者信頼感指数(3月末)は53.3と、市場予想の54.0を小幅に下回った。景況感の悪化を示す数値がリスクオフムードに重なり、株式・金利ともに神経質な動きを後押しした。
イランのアラグチ外相が「相応の重い代償を支払わせる」とSNSで表明したことが市場に伝わり、地政学リスクの根強さが改めて意識された。一方、トランプ大統領はエネルギーインフラへの攻撃停止延長を表明し、交渉継続の姿勢も示したが、停戦への期待は限定的にとどまった。
