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2026/2/4 15:52
(6963) ローム 26年3月期3Q決算 黒字転換もSiC費用が影、通期は増収増益見通し
ロームが発表した2026年3月期第3四半期累計(2025年4月〜12月)は、売上高が3,695億円(前年同期比7.2%増)と増収を確保し、営業利益は97億円と前年同期の営業赤字から黒字転換した。経常利益は150億円、最終損益は148億円と、利益面では大幅な改善が見られた。
市場別では、自動車向けでxEV関連を中心に高付加価値品が伸長したほか、民生機器向けではアミューズメント関連需要が拡大した。コンピュータ&ストレージ向けもサーバー関連が堅調で、全体の売上成長を下支えした。前期に実施した構造改革による固定費削減効果も、営業黒字化に寄与した。
一方、事業別では半導体素子分野が依然として課題を残す。SiCパワーデバイス事業で品質保証関連費用が第3四半期から増加しており、利益の伸びを抑制する要因となった。会社側は、量産採用時の最終調整に伴う一時的コストと説明しており、来期以降の改善を見込む。
同時に公表した通期業績予想では、売上高を4,800億円(前回予想比200億円増)、営業利益を60億円(同10億円増)、最終損益を100億円(同10億円増)へ上方修正した。円安進行と自動車・サーバー向け需要の堅調さを織り込んだ格好だ。
市場では、業績の底打ちと黒字定着を評価する声がある一方、SiC事業の収益安定化が確認できるまでは評価が割れやすいとの見方も出ている。今後はSiCの採算改善と車載・データセンター向け成長の両立が、株価評価を左右する局面となりそうだ。
市場別では、自動車向けでxEV関連を中心に高付加価値品が伸長したほか、民生機器向けではアミューズメント関連需要が拡大した。コンピュータ&ストレージ向けもサーバー関連が堅調で、全体の売上成長を下支えした。前期に実施した構造改革による固定費削減効果も、営業黒字化に寄与した。
一方、事業別では半導体素子分野が依然として課題を残す。SiCパワーデバイス事業で品質保証関連費用が第3四半期から増加しており、利益の伸びを抑制する要因となった。会社側は、量産採用時の最終調整に伴う一時的コストと説明しており、来期以降の改善を見込む。
同時に公表した通期業績予想では、売上高を4,800億円(前回予想比200億円増)、営業利益を60億円(同10億円増)、最終損益を100億円(同10億円増)へ上方修正した。円安進行と自動車・サーバー向け需要の堅調さを織り込んだ格好だ。
市場では、業績の底打ちと黒字定着を評価する声がある一方、SiC事業の収益安定化が確認できるまでは評価が割れやすいとの見方も出ている。今後はSiCの採算改善と車載・データセンター向け成長の両立が、株価評価を左右する局面となりそうだ。

