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2026/2/4 11:14
(8002) 丸紅 利益上方修正と自社株買いで株主還元を加速 26年3月期は最終益5,400億円へ、配当増額と取得枠150億円
(8002)丸紅は2026年3月期第3四半期決算と同時に、通期業績予想および株主還元策の強化を打ち出した。親会社の所有者に帰属する当期利益は、従来予想の5,100億円から5,400億円へ上方修正した。第3四半期累計の進捗率は85%に達しており、業績の底堅さが確認された。
第3四半期累計の連結業績は、収益が6兆1,724億円、営業利益が1,906億円、最終利益が4,323億円だった。金属セグメントではチリ銅事業が増益に寄与し、金融・リース・不動産では国内不動産事業統合に伴う評価益が利益を押し上げた。一方、エネルギー・化学品や電力・インフラサービスでは一部減益要因が残るものの、全体としては通期計画達成に向け順調な進捗だ。
株主還元では、26年3月期の年間配当予想を従来の100円から107円50銭へ引き上げた。中間配当50円は実施済みで、期末配当は57円50銭とする計画だ。中期経営戦略「GC2027」に基づく累進配当方針を明確に反映した形となる。
加えて、150億円を上限とする自己株式の取得を決定した。取得株数は500万株を上限とし、取得期間は2026年2月5日から6月30日まで。発行済株式数に対する割合は約0.3%と規模は限定的だが、配当増額と組み合わせた総合的な株主還元強化として市場では評価が高い。
財務面では、ネットD/Eレシオは0.53倍と引き続き健全水準を維持しており、還元余力は十分だ。市場では、資源価格の変動リスクを内包しつつも、利益成長と還元強化を両立させる姿勢が株価の下支え要因になるとの見方が広がっている。
第3四半期累計の連結業績は、収益が6兆1,724億円、営業利益が1,906億円、最終利益が4,323億円だった。金属セグメントではチリ銅事業が増益に寄与し、金融・リース・不動産では国内不動産事業統合に伴う評価益が利益を押し上げた。一方、エネルギー・化学品や電力・インフラサービスでは一部減益要因が残るものの、全体としては通期計画達成に向け順調な進捗だ。
株主還元では、26年3月期の年間配当予想を従来の100円から107円50銭へ引き上げた。中間配当50円は実施済みで、期末配当は57円50銭とする計画だ。中期経営戦略「GC2027」に基づく累進配当方針を明確に反映した形となる。
加えて、150億円を上限とする自己株式の取得を決定した。取得株数は500万株を上限とし、取得期間は2026年2月5日から6月30日まで。発行済株式数に対する割合は約0.3%と規模は限定的だが、配当増額と組み合わせた総合的な株主還元強化として市場では評価が高い。
財務面では、ネットD/Eレシオは0.53倍と引き続き健全水準を維持しており、還元余力は十分だ。市場では、資源価格の変動リスクを内包しつつも、利益成長と還元強化を両立させる姿勢が株価の下支え要因になるとの見方が広がっている。

