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    決算 2026/1/30 14:33
    (7741) HOYA 3Q累計は増収・大幅増益。通期は売上9,400億円、最終利益2,540億円予想。自己株買い1,000億円も発表
    (7741)HOYAが発表した2026年3月期第3四半期決算は、情報・通信事業の好調を背景に増収・大幅増益となった。さらに自己株式取得の発表が重なり、株主還元姿勢を強めた点が市場で高く評価されている。

    2026年3月期第3四半期累計(2025年4月〜12月)の連結業績は、売上収益6,996億円(前年同期比7.8%増)、税引前利益2,500億円(同30.1%増)、最終利益1,975億円(同31.1%増)と、利益面の伸びが際立った。高付加価値製品比率の高い情報・通信事業が収益性を押し上げ、利益率は大きく改善した。

    事業別では、半導体マスクブランクスやフォトマスクが堅調に推移した情報・通信事業が牽引役となった。データセンター向け需要の回復やEUV関連の高水準な引き合いが続いており、HOYAの技術優位性が改めて示された。一方、ライフケア事業もメガネレンズやコンタクトレンズの高付加価値品が安定成長を維持している。

    通期見通しについて会社側は、売上収益9,400億円、税引前利益3,240億円、最終利益2,540億円を計画している。前期比で売上は8.5%増、最終利益は25%超の増益となる見通しで、足元の進捗率からみても達成確度は高いと市場では受け止められている。

    注目点は同時に発表された自己株式取得だ。取得上限は500万株、金額は1,000億円、取得株式は消却予定としており、資本効率の向上と株主還元を強く意識した内容だ。潤沢なキャッシュフローを背景に、成長投資と還元を両立させる姿勢が鮮明になった。

    株価は決算発表後に上昇基調を強めており、市場では「業績の質の高さに加え、還元強化が評価材料になった」との見方が広がっている。今後は半導体データセンター関連需要の持続性が株価の次の焦点となりそうだ。

株式情報更新 (2月6日)


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