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2025/10/8 10:47
(9984) ソフトバンクグループ みずほ証券が目標株価を2万8000円へ引き上げ、「買い」継続
みずほ証券が目標株価を2万8000円へ引き上げ、「買い」継続とした。AI半導体関連の資産価値上昇と投資ファンド部門の収益改善を主因に、純資産価値(NAV)の上振れを見込む。アーム株価の堅調推移やAIインフラ関連企業への投資回収期待を織り込み、従来の1万3400円から大幅に見直した。
2025年6月期(第1四半期)決算では、売上高1兆8203億円、経常利益6899億円、当期利益4218億円を計上。前年同期の赤字から黒字転換し、AI関連銘柄やテクノロジー投資先の再評価益が寄与した。2026年3月期通期では、売上高7兆4000億円、経常利益1兆円、当期利益5400億円を計画する。1株利益は379.08円、配当は年22円を予定しており、前期比で安定的な株主還元を維持する見通しだ。
みずほ証券は今回のレポートで、1.アーム株高を背景としたNAV押し上げ効果、2.ソフトバンク・ビジョン・ファンド(SVF)の評価益回復、3.財務体質改善とリスクプレミアム縮小を主な根拠に挙げたとみられる。特に、AI・データセンター向け半導体の中長期需要拡大を背景に、グループ全体の資産価値向上が進むと分析している。
市場では、ソフトバンクGを「AIエコシステムの中核投資持株会社」と位置づける見方が広がりつつある。AI関連株のボラティリティに注意が必要なものの、テーマ性の強さと保有資産の上振れ期待を背景に、みずほが掲げた2万8000円は中期レンジの上限に位置する。
2025年6月期(第1四半期)決算では、売上高1兆8203億円、経常利益6899億円、当期利益4218億円を計上。前年同期の赤字から黒字転換し、AI関連銘柄やテクノロジー投資先の再評価益が寄与した。2026年3月期通期では、売上高7兆4000億円、経常利益1兆円、当期利益5400億円を計画する。1株利益は379.08円、配当は年22円を予定しており、前期比で安定的な株主還元を維持する見通しだ。
みずほ証券は今回のレポートで、1.アーム株高を背景としたNAV押し上げ効果、2.ソフトバンク・ビジョン・ファンド(SVF)の評価益回復、3.財務体質改善とリスクプレミアム縮小を主な根拠に挙げたとみられる。特に、AI・データセンター向け半導体の中長期需要拡大を背景に、グループ全体の資産価値向上が進むと分析している。
市場では、ソフトバンクGを「AIエコシステムの中核投資持株会社」と位置づける見方が広がりつつある。AI関連株のボラティリティに注意が必要なものの、テーマ性の強さと保有資産の上振れ期待を背景に、みずほが掲げた2万8000円は中期レンジの上限に位置する。

