オリンパスは2022年3月期の営業利益を1260億円から1400億円と11.1％上方修正した。医療分野の市場回復や経費統制を進めることから増益となる見通し。

また、2022年3月期第1四半期(4-6月)の営業利益は644.5％増の276億円となった。

セグメント別では、内視鏡の営業利益は82.4％増の226億円。消化器内視鏡、外科内視鏡ともプラス成長となった。

治療機器の営業利益は284.2％増の140億円。症例数の回復で消化器科、泌尿器科がプラス成長。呼吸器科は2020年12月に子会社化したVeran Medical Technologiesの収益が加わった。

オリンパスの株価は1.95％高の2300円で推移している。