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    米国株、ホルムズ緊張でダウ急落 戦争長期化観測が市場直撃
    イラン革命防衛隊がホルムズ海峡封鎖を警告し、トランプ大統領が戦争長期化の可能性に言及したことが最大の変動要因となった。原油供給懸念とインフレ再燃観測が広がり、リスクオフが加速した。

    NYダウ平均 48,501.27(-403.53)
    ナスダック 22,516.69(-232.17)

    米国時間3月3日の米国株式市場は全面安。VIXは約10%急騰し、市場心理は急速に悪化した。

    ホルムズ海峡は世界の原油輸送の要衝であり、封鎖リスクはエネルギー価格急騰に直結する。原油高はインフレ再燃を通じてFRBの利下げ観測を後退させる。これが金利高止まり懸念を強め、景気敏感株に売りが集中した。

    キャタピラーは-3.95%と急落。ボーイングは-2.45%。ナイキ-2.64%、P&G-2.32%と2%超下落銘柄が続出した。これらは世界需要や消費環境に敏感な銘柄群であり、地政学リスク拡大局面では売られやすい。

    半導体指数は-4.58%と急落。エヌビディアは-1.33%と指数ほどの下げではないが、AIテーマへの資金も慎重化している。

    一方で、マイクロソフトは+1.35%と底堅い。IBMは+2.51%と2%超上昇し、ディフェンシブ寄りのIT銘柄への選別買いが確認された。

    ダウ構成銘柄で指数への最大マイナス寄与はキャタピラーだ。約4%の急落は指数押し下げ効果が大きい。ボーイングの2%超下落も影響した。

    今回の下落は単なるテクニカル調整ではない。

    ・エネルギー供給不安
    ・インフレ再燃懸念
    ・利下げ後退観測
    ・戦争長期化リスク

    これらが複合的に作用した地政学主導のリスクオフである。

株式情報更新 (3月7日)


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