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2026/1/30 15:45
(6526) ソシオネクスト 3Q累計は大幅減益、先行投資負担続くも通期計画は据え置き
(6526)ソシオネクストが発表した2026年3月期第3四半期累計決算は、先行開発投資の負担増を背景に大幅な減益となった。
売上高は1,421億円(前年同期比2.2%減)、営業利益は72億円(同65.1%減)、経常利益は66億円(同68.6%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は47億円(同71.0%減)だった。
売上高は横ばい圏を維持した。製品売上は中国車載向け新規量産品の出荷が第2四半期以降に本格化し、前年並み水準を確保した。一方、設計開発段階で計上されるNRE売上は、案件進捗のタイミング要因から減少し、全体として小幅な減収となった。
利益面では、比較的粗利率の低い新規量産品の立ち上がりにより製品原価率が上昇したことに加え、2ナノメートル世代以細プロセス、チップレット、先端パッケージング対応など将来案件に向けた研究開発投資を継続したことが重しとなった。この結果、営業利益率は大きく低下した。
財務面では、総資産は1,633億円、自己資本比率は78.9%と高水準を維持している。もっとも、棚卸資産の積み上がりや自己株式取得、配当支払いにより、現金及び現金同等物は前期末から減少した。
通期見通しは据え置き、売上高1,900億円、営業利益100億円、最終利益67億円を計画する。市場では、足元の減益は「成長分野への仕込み局面」との受け止めが多く、データセンター、ネットワーク、車載向けSoCの量産拡大が進めば、利益回復局面に移行できるかが評価の分岐点となる。
短期的には利益水準の低さが株価の上値を抑えやすい一方、中長期では先端SoC設計専業という独自ポジションが再評価される余地もあり、市場は受注動向と量産進捗を注視している。
売上高は1,421億円(前年同期比2.2%減)、営業利益は72億円(同65.1%減)、経常利益は66億円(同68.6%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は47億円(同71.0%減)だった。
売上高は横ばい圏を維持した。製品売上は中国車載向け新規量産品の出荷が第2四半期以降に本格化し、前年並み水準を確保した。一方、設計開発段階で計上されるNRE売上は、案件進捗のタイミング要因から減少し、全体として小幅な減収となった。
利益面では、比較的粗利率の低い新規量産品の立ち上がりにより製品原価率が上昇したことに加え、2ナノメートル世代以細プロセス、チップレット、先端パッケージング対応など将来案件に向けた研究開発投資を継続したことが重しとなった。この結果、営業利益率は大きく低下した。
財務面では、総資産は1,633億円、自己資本比率は78.9%と高水準を維持している。もっとも、棚卸資産の積み上がりや自己株式取得、配当支払いにより、現金及び現金同等物は前期末から減少した。
通期見通しは据え置き、売上高1,900億円、営業利益100億円、最終利益67億円を計画する。市場では、足元の減益は「成長分野への仕込み局面」との受け止めが多く、データセンター、ネットワーク、車載向けSoCの量産拡大が進めば、利益回復局面に移行できるかが評価の分岐点となる。
短期的には利益水準の低さが株価の上値を抑えやすい一方、中長期では先端SoC設計専業という独自ポジションが再評価される余地もあり、市場は受注動向と量産進捗を注視している。

