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    日銀が年内に追加利上げに動くことはほぼ確実
    日銀のマイナス金利政策の解除を受け、地方銀行の新高値更新が増えている。元々貸出金利が大手行より高いため、利ざや改善を先取りした動きと見られる。日銀が年内に追加利上げに動くことはほぼ確実視される。為替介入の件で財務省は暗黙のルールである関係国への事前通知を怠ったのだろうか。イエレン米財務長官の怒りを買ったからには、もう大規模な為替介入は出来まい。31日夕方に公表される外国為替平衡操作の実施状況(介入実績)で明らかになる。

    日銀は円安が物価上昇に悪影響を与えていることを理解しており、為替介入が不発に終わった限りは、もう利上げしかない。10年債利回りが1%を超えており、いずれ銀行の住宅ローンを含む貸出金利の引き上げに繋がるはずだ。住宅ローンには多少配慮すると見られるが、企業への貸付に対しては、政策保有株削減の時代にそぐわない。

    三菱UFJフィナンシャル・グループは3月から株価揉み合いに入っているが、再び上値を試すことになりそうだ。

株式情報更新 (12月6日)


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