積水化学工業は、2024年4月5日、浮体式
ペロブスカイト太陽電池の実証実験を始めたと発表した。2024年4月3日から1年間の予定で、東京都北区の廃校となった学校
プールに設置した。
ペロブスカイト太陽電池の軽さを活かし、水上に浮かべて使えるようにする。
積水化学工業は、フィルム型
ペロブスカイト太陽電池開発の肝といわれる屋外耐久性において10年相当を確認し、30cm幅のロール・ツー・ロール製造プロセスを確立。この製造プロセスによる発電効率15%の向上、1m幅の製造技術確立に向けて開発を加速させている。
積水化学工業は
ペロブスカイト太陽電池で2025年の事業化を目指している。