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    決算 2021/11/9 13:50
    (7012) 川崎重工業 通期経常利益を21.4%下方修正 鋼材価格上昇で中国持分法適用会社の業績悪化
    川崎重工業は2022年3月期の経常利益を280億円から220億円と21.4%下方修正した。鋼材価格の上昇などによる船舶海洋事業の中国持分法適用会社の業績悪化が影響する見通し。

    また、2022年3月期第2四半期(4-9月)の経常利益は110億円となった(前年は▲182億円)。

    主なセグメント別では、航空宇宙システムの営業利益は▲91億円(前年は▲238億円)。民間航空向け分担製造品の増収や民間航空エンジン分担製品の収益性が改善した。

    エネルギーソリューション&マリン事業の営業利益は▲9億円(前年は29億円)。修繕船やガスタービンコンバインドサイクル発電プラントの減収などが影響した。

    精密機械・ロボット事業の営業利益は161%増の89億円。建設機械向け油圧機器や半導体向けロボットが増加した。

    モーターサイクル&エンジン事業の営業利益は185億円(前年は▲52億円)。北米や欧州、東南アジア向けの増加や為替の円安が寄与した。

    川崎重工業の株価は8.9%安の2120円で推移している。

株式情報更新 (4月19日)


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