三浦半島で、電動キックボードシェアリングサービスを開始する。観音崎京急ホテルと横須賀中央駅前にパーキングステーション（専用ポート）を設置し、交通手段として乗り捨てサービスも実施する。乗車には運転免許証（原付1種）やヘルメットが必要で、ナンバープレートを取得し、最高速度20キロ未満に適合した公道走行が可能な仕様となっている。電動キックボードは、ＭａａＳの一角として「ラストワンマイル」に適した移動手段で、海外でも急拡大している。

1人乗りの原動機付自転車というイメージで、走行可能範囲から出た場合には自動的に電源が切れる仕様となっている。中国のシェア自転車ブームは終わったが、欧州ではシェア電動キックボードが急速に拡大し、既に日常的に利用している都市も多い。環境意識の高まりもあり、2025年までに世界の電動キックボード市場は約1兆円に達するとの試算もある。