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    上方修正 2020/11/11 13:13
    (5020) ENEOS HD 通期営業利益を81.6%上方修正 在庫影響が良化
    ENEOSホールディングスは通期営業利益を1100億円から2000億円と81.8%上方修正した。在庫影響による良化が650億円、在庫影響を除いた利益が250億円の増益となる見通し。

    また、2021年3月期第2四半期(4-9月)の営業利益は32.1%減の889億円となった。4-6月の57.3%減より改善した。需要減少や原油価格の下落に伴う石油製品販売価格の下落などが影響した。

    セグメント別では、エネルギー事業の営業利益は201億円。4-6月の▲184億円から大幅改善した。国内外の石油、石油化学製品需要が大きく減少した。

    金属事業の営業利益は4.8%増の369億円。4-6月の25.4%増から減少した。機能材料・薄膜材料事業ではスマートフォンやサーバー、通信インフラなど高機能iT分野での需要増加で好調。資源事業ではチリの銅鉱山の生産量が減少。精錬・リサイクル事業では銅鉱石の買鉱条件の悪化や硫酸販売価格の下落で減益となった。

    ENEOSホールディングスの株価は7.3円高の379.4円で推移している。

株式情報更新 (5月17日)


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