注目銘柄

    2020/11/5 07:53
    (7752) リコー ロックダウンや外出自粛の影響で一転赤字・減配
    9月中間期売上は23.4%減の7619億円、営業損益は306億円の赤字、最終損益は150億円の赤字となった。欧米を中心にロックダウンや外出自粛の影響で、オフィスプリンター需要が急低下し、販売活動も製薬された。リコーリース株をみずほリースに譲渡したことで、連結子会社から持分法適用会社となり、利益が175億円減少することも響いている。経費削減の緊急対策を実施したほか、関連会社の土地建物を売却しても、赤字が拡大した。

    多くの企業が新型コロナの影響を過大評価し、上方修正するケースが目立っているが、リコーは3月通期売上を1兆7800億円から1兆6640億円に下方修正、営業損益は100億円の黒字から490億円の赤字、最終損益は36億円の黒字から364億円の赤字へ下方修正した。中間・期末配当も13円から7.5円へ減配する。最終赤字までは想定しておらず、ネガティブな株価反応となりそうだ。

株式情報更新 (4月18日)


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