新光電気工業の2021年3月期第1四半期(4-6月)の経常利益は46億円となった(前期は▲4.32億円)。通期は128.5%増の110億円を計画しており、進捗率は42.6%となっている。
フリップチップタイプパッケージは、5Gの実用化や
テレワーク、オンライン学習の拡大などによるデータ通信量の大幅増加で
データセンター用のサーバー向けやパソコン向けなどで好調。セラミック静電チャックは、
半導体製造装置市場の旺盛な需要を背景に受注が増加。プラスチックBGA基板は、先端メモリー向けの新ラインが稼働を開始したことなどから好調に推移した。
新光電気工業の株価は14円安の1694円で推移している。