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    決算 2020/8/6 18:57
    (7731) ニコン 4-6月の営業利益は▲205億円 通期は▲750億円を計画
    ニコンの2021年3月期第1四半期(4-6月)の営業利益は▲205億円となった(前期は93億円)デジタルカメラ市場の縮小や大型パネル用設備投資の後ろ倒し、バイオサイエンス分野や眼科診断分野市場の低調などが影響した。

    セグメント別では、デジタルカメラなどの映像事業の営業利益は▲81億円(前期は35億円)。市場縮小と新型コロナウイルスの影響による需要の落ち込みなどが影響した。事業の再構築を確実に行うため、より踏み込んだ構造改革を進めているとしている。

    FPD露光装置や半導体露光装置などの精機事業の営業利益は▲51億円(前期は103億円)。FPD露光装置が渡航制限の影響などで販売ができなかった。半導体製造装置では前期に前倒しで販売した影響が重なった。

    2021年3月期の業績予想を発表し、営業利益は▲750億円とした。新型コロナウイルスによる全世界的な市況悪化の影響は期末まで継続すると想定。FPD・半導体関連分野の設備投資は堅調に推移することが見込まれる一方、海外への渡航制限や2021年3月期は半導体装置の需要が端境期であることが影響する見通し。また、映像事業を始めとする各事業の将来リスクに備え、営業利益ベースで200億円の損失を織り込む。

    ニコンの株価は10円高の793円で推移している。

株式情報更新 (4月26日)


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