アイフルの2020年3月期営業収益は10.2％増の1270億円、経常利益は58.2％減の17億円となった。営業貸付金利息が10.7％増の724億円、包括信用購入あっせん収益が14.6％増の188億円、信用保証収益が9％増の152億円となった一方、利息返還損失引当金繰入額が47.2％増の169億円、営業アセットの増加から貸倒引当金繰入額が15.2％増の337億円となった。

2021年3月期営業収益は9.5％増の1391億円、経常利益は203億円を計画する。新型コロナウイルス影響では、現時点では今後の動向が不透明で業績予想に織り込んでいないとしている。また、国内外の顧客の資金需要の低下やクレジットカード利用の減少、返済が困難な顧客が増加することによる貸倒関連費用の増加などが挙げられるとしている。

アイフルの株価は1円高の245円で推移している。