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    決算 2020/5/14 20:30
    (9613) NTTデータグループ 20年3月期営業利益は11.4%減
    NTTデータの2020年3月期営業利益は11.4%減の1309億円となった。国内外とも好調で規模拡大により受注高は過去最高を更新する一方、営業利益は成長投資や事業構造改革、海外での低採算事業等の見直しで減益となった。

    セグメント別では、公共・社会基盤の営業利益は20.4%増の528億円。中央府省やテレコム、ユーティリティ向けサービスの規模拡大や不採算額の減少などが寄与した。

    金融の営業利益は4.8%減の504億円。不採算案件の発生などが影響した。

    法人・ソリューションの営業利益は10.3%増の535億円。製造業やM&Aを含むペイメント向けサービス規模が拡大した。

    EMEA・中南米の営業利益は▲144億円。低採算事業の見直しや事業構造改革費用の増加、ブラジルでの一部事業の見直しなどが影響した。

    2021年3月期の業績予想は未定としている。新型コロナウイルスの影響で営業活動の停滞等が一部で発生するものの、事業基盤の国内での影響は小さく、受注済み案件を中心に着実に対応していくとしている。

    NTTデータの株価は22円安の1138円で推移している。

株式情報更新 (5月2日)


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