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    決算 2020/5/14 16:34
    (4503) アステラス製薬 20年3月期営業利益は横ばいの2439億円
    アステラス製薬の2020年3月期営業利益は横ばいの2439億円となった。通期は7.8%増の2630億円を計画しており、計画を191億円下回った。

    主力の前立腺がん治療剤「イクスタンジ」や過活動膀胱治療剤「ベタニス/ミラべトリック/ベットミガ」の売上が拡大。新製品のFLT3阻害剤「ゾスパタ」や骨粗鬆症治療剤「イベニティ」などが伸長した。

    地域別売上高は、日本が6.5%減の3454億円、米国が5.2%増の4435億円、欧州・カナダ・オーストラリアのエスタブッシュドマーケットが1.3%減の2961億円、中国・香港・台湾のグレーターチャイナが3.3%減の604億円、ロシアや中南米、中東等のインターナショナルが9.9%増の1348億円となった。

    2021年3月期は5.3%増の2570億円を計画する。独占販売期間の満了でマイカミン・ファンガード、欧州でのベシケア、日本でのセレコックスなどで減収を見込む一方、現時点で大きな費用の発生を見込んでいないことから増益となる見通し。

    新型コロナの大きな影響はなかったものの、今後の影響を予想することは難しいことから業績予想には影響を織り込んでいない。

    アステラス製薬の株価は7円高の1797.5円で推移している。

株式情報更新 (4月25日)


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