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    上方修正 2020/2/6 18:31
    (7733) オリンパス 通期営業利益を2.2%上方修正 4-12月期は281.3%の増益 内視鏡が好調
    オリンパスは通期営業利益を900億円から920億円と2.2%上方修正した。第3四半期までの進捗が順調で予想値を上回る見通し。予想には新たに十二指腸内視鏡関連の市場対応コストとして約100億円の費用発生を織り込んでいるとしている。

    また、2020年3月期第3四半期(4-12月)の営業利益は281.3%増の784億円となった。内視鏡事業、治療機器事業、科学事業が増益。前年に計上した証券訴訟の損害賠償請求の和解に伴う解決金、映像事業の生産拠点再編、中国生産子会社に対する訴訟での損害賠償金、米国司法省との司法取引契約締結での費用がなくなり、大幅に改善した。

    セグメント別では、内視鏡事業の営業利益は39.2%増の915億円。中国での好調な推移や外科手術用内視鏡システム「ビセラ・エリート2」が堅調に推移した。

    治療機器事業の営業利益は8.5%増の225億円。軟性尿管鏡・耳鼻科向け軟性内視鏡や膵胆管などの治療に使用する内視鏡処置具が好調に推移した。

    科学事業の営業利益は61.5%増の80億円。病院及びライフサイエンス研究向け製品が全地域で好調に推移。工業用内視鏡は航空市場、インフラ市場などで堅調に推移した。

    オリンパスの株価は48円高の1878円で推移している。

株式情報更新 (4月18日)


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