注目銘柄

    2019/10/8 10:27
    (3048) ビックカメラ インバウンドや消費増税に伴う駆け込み需要が想定以下で、下方修正。
    8月通期売上を8950億円から8940億円、営業利益を288億円から229億円、純利益を178億円から140億円へ下方修正した。パソコン販売が好調だったが、インバウンドや消費増税に伴う駆け込み需要が想定を下回り、新規出店の前倒しによる費用増や物流費用の増加が利益低下要因。「ペイペイ」のキャンペーンで採算も悪化した。

    インバウンド売上は1割減となったようだ。中国向けの美顔器や高機能ドライヤーが不振だったほか、中国の転売規制強化も逆風になっている。今期は「ペイペイ」還元キャンペーンが重荷となったが、ネット通販全体では2割増の1000億円に達したと見られ、今期で収益が底入れする期待も出そうだ。固定資産の減損損失も29億円計上する。本決算は10月10日発表予定。

株式情報更新 (4月18日)


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