8月中間期売上を645億円から700億円、営業利益を39億円から65億円、純利益を26億円から45億円と大幅に上方修正した。展示施設、商業施設のディスプレイ企画設計の大手だが、インバウンド需要で観光施設やホテルの改装が活況。働き方改革も追い風になっている。

通期売上は3.3％増の1300億円、営業利益は1.6％増の93億円、純利益は6.6％減の63億円を据え置いているが、下期から東京五輪関連が本格的に寄与し始める事から上方修正は間違いないと見られる。いわゆる「コト消費」と呼ばれる体験型施設も増加しており、インバウンド需要だけでなく、通信会社やＩＴ企業のショールーム投資も堅調に推移すると見られる。