4－6月売上は17.4％増の3億9300万円、営業損益は1億7300万円の赤字、最終損益は前年同期の1億9500万円の赤字から1億5600万円の黒字へ転換した。医療用ＨＡＬのレンタル売上が増加しており、粗利益率は72.6％へ上昇した。投資有価証券評価益を4億4500万円計上し、最終損益が黒字となった。業績予想は開示していないが、20年3月期の売上は20億円から25億円と試算しており、出だしは低調の印象。

介護支援ロボットが公的保険制度の適用対象となる見込みとなったが、日米800万人の脳卒中患者への適用に向けて、ＨＡＬ医療用下肢タイプで治験を進めており、今年度末に終了する予定となっている。タイでも医療機器承認審査が進行しており、複数の医療機関への導入が内定している。