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2026/5/11 15:36
(4568) 第一三共 エンハーツ・ダトロウェイが牽引、一過性費用が重荷で営業益3割減
第一三共(4568)が発表した2026年3月期の連結決算は、売上収益が前期比12.6%増の2兆1,230億円と過去最高を更新した。がん治療薬エンハーツ(トラスツズマブ デルクステカン)や新薬ダトロウェイ(ダトポタマブ デルクステカン)が欧米・アジアで急拡大し、オンコロジービジネスユニットの売上は前期比1,450億円(31.3%増)の6,088億円に達した。
経常的な収益力を示すコア営業利益は前期比15.1%増の3,600億円と堅調な伸びを示した。一方、営業利益は前期比31.0%減の2,291億円にとどまった。第4四半期に製造委託先(CMO)への損失補償883億円を中心に、通期の一過性費用合計が1,530億円に膨らんだことが主因だ。税引前利益は2,634億円(同25.9%減)、親会社帰属の当期利益は2,599億円(同12.1%減)となった。
配当は当期の年間配当が1株当たり78円(前期比18円増配)となった。さらに2027年3月期の配当予想を22円増配の100円と発表し、5期連続の増配方針を明確にした。自己株式取得については2,000億円枠のうち実際に918億円(1,385万株)を取得し、全株を2026年6月10日に消却する予定だ。
2027年3月期の業績予想は、売上収益が前期比7.4%増の2兆2,800億円、コア営業利益は同27.5%増の3,600億円、営業利益は一過性費用の大幅減少を反映して同37.5%増の3,150億円を見込む。当期利益は法人税等の増加を織り込み同0.0%増の2,600億円にとどまる見通しとなった。
子会社・第一三共ヘルスケアの全株式をサントリーホールディングスへ譲渡(予定価額2,465億円)するなど、経営資源をイノベーティブ医薬品事業へ集中する方針も打ち出した。第6期中期経営計画(2026〜2030年度)では2030年度に売上収益3兆円以上、営業利益6,000億円以上を掲げ、グローバルトップ5オンコロジー企業を目指す姿勢を鮮明にした。
経常的な収益力を示すコア営業利益は前期比15.1%増の3,600億円と堅調な伸びを示した。一方、営業利益は前期比31.0%減の2,291億円にとどまった。第4四半期に製造委託先(CMO)への損失補償883億円を中心に、通期の一過性費用合計が1,530億円に膨らんだことが主因だ。税引前利益は2,634億円(同25.9%減)、親会社帰属の当期利益は2,599億円(同12.1%減)となった。
配当は当期の年間配当が1株当たり78円(前期比18円増配)となった。さらに2027年3月期の配当予想を22円増配の100円と発表し、5期連続の増配方針を明確にした。自己株式取得については2,000億円枠のうち実際に918億円(1,385万株)を取得し、全株を2026年6月10日に消却する予定だ。
2027年3月期の業績予想は、売上収益が前期比7.4%増の2兆2,800億円、コア営業利益は同27.5%増の3,600億円、営業利益は一過性費用の大幅減少を反映して同37.5%増の3,150億円を見込む。当期利益は法人税等の増加を織り込み同0.0%増の2,600億円にとどまる見通しとなった。
子会社・第一三共ヘルスケアの全株式をサントリーホールディングスへ譲渡(予定価額2,465億円)するなど、経営資源をイノベーティブ医薬品事業へ集中する方針も打ち出した。第6期中期経営計画(2026〜2030年度)では2030年度に売上収益3兆円以上、営業利益6,000億円以上を掲げ、グローバルトップ5オンコロジー企業を目指す姿勢を鮮明にした。

