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    【米国株式市況】FOMC前の手控えムードで上値重く、ダウは小幅続伸も伸び悩む
    FOMCを翌日に控えた様子見ムードが支配するなか、一時400ドルを超えたダウの上げ幅は買い一巡後に急速に縮小し、46,993.26ドルの小幅高で引けた。

    NYダウ平均 46,993.26(前日比 +46.85)
    ナスダック 22,479.53(前日比 +105.35)

    FRBは17〜18日の2日間、FOMCを開催している。政策金利は据え置きとの見方が市場のコンセンサスだが、焦点は18日に公表されるドットチャートとパウエル議長の記者会見にある。原油高が招くインフレ圧力と、その後の利下げ余地をFRBがどう評価するかを見極めたい雰囲気が強く、積極的に買い上がる動きは限られた。ダウは午前中に一時47,428ドル付近まで上昇したが、主力株への買いが一巡すると伸び悩み、前日比わずか46.85ドル高で引けた。ナスダックは半導体・テクノロジー株の堅調に支えられ+105.35ポイントと相対的に底堅い動きを見せた。

    米国とイランの軍事対立が続くなか、ホルムズ海峡を巡る緊張は依然として解消されていない。原油は96ドル台(速報値)と高水準を維持しており、エネルギー主導のインフレ再燃懸念を通じて長期金利に上昇圧力をかけ続けている。10年債利回りは4.24%前後で推移し、株式のバリュエーション面での重荷となった。市場が織り込む今年の利下げ回数は1回にとどまっており、FOMC後の方向感を待つ展開が続いた。

    金融セクターはゴールドマン・サックスが+1.54%と堅調で、JPモルガン・チェースも+0.25%の小幅高。半導体セクターはアームが+4.60%と大きく上昇し、TSMCも+1.97%、アプライド・マテリアルズも+1.81%と買われた。SOXは7,836.83(速報値)と0.52%高で推移した。クラウド・エンタープライズ系はIBMが+2.75%と堅調だった一方、セールスフォースが-1.52%と売られ明暗が分かれた。ヘルスケアではジョンソン・エンド・ジョンソンが決算を発表したが-2.08%と大幅安となり、指数の重荷となった。ディフェンシブ・消費系はウォルマートが-0.72%、プロクター・アンド・ギャンブルが-0.42%と軟調で、リスクオン局面での資金流出が見られた。

    マグニフィセントセブンでは、アルファベットが+1.75%、アマゾンが+1.63%とテクノロジー・クラウド関連への資金流入が続いた。エヌビディアは-0.70%とわずかに反落した。前日にCEOが2027年の売上高1兆ドル超を示唆する発言を行ったことで前日に大きく上昇した反動もあり、利確売りがやや優勢となった。メタは前日までの大幅上昇の反動から-0.76%と小幅反落。テスラは+0.93%の小幅高、アップルは+0.55%の小幅高、マイクロソフトは-0.13%と小動きだった。

    ダウの押し上げ要因としてはゴールドマン・サックスとIBMが目立った一方、ジョンソン・エンド・ジョンソンが-2.08%とダウへの下押し寄与が最も大きかった。セールスフォースも-1.52%と下落し上値を抑えた。ボーイングも-1.24%と売られ産業セクターの重荷となった。全体として上昇・下落が混在し、かろうじてプラス圏を維持する薄い引けとなった。

株式情報更新 (3月22日)


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