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米国株、ダウ急落522ドル安 金融株崩れとハイテク失速が直撃
金融大手の急落とエヌビディア・アップルの下落が重なり、ダウ・ナスダックともに大幅安となったことが最大の変動要因だ。
NYダウ平均 48,977.92(-521.28)
ナスダック 22,668.21(-210.17)
米国時間2026年2月27日の米国株式市場は全面安の展開となった。ダウ平均は500ドル超下落し、1%を超える下げ。ナスダックも約1%下落し、リスク回避姿勢が鮮明となった。
最も市場に衝撃を与えたのは金融株の急落だ。ダウ構成銘柄であるゴールドマン・サックスは-7.40%と急落、アメリカンエキスプレスは-7.91%と大幅安となった。いずれも2%を大きく超える下落であり、指数押し下げの主因となった。特に値がさ株であるゴールドマンの下げ幅は指数寄与度が大きく、ダウ急落の象徴的存在となった。JPモルガンも-2.02%と2%超下落し、金融セクター全体に売りが波及した。
ハイテク株も弱い。エヌビディアは-4.16%と再び大幅安となり、半導体セクターに売り圧力が広がった。アップルも-3.21%と3%超下落し、ナスダックの重荷となった。マイクロソフトも-2.24%と2%超下落し、クラウド関連の調整色が強まった。AIテーマ銘柄への利益確定売りが続いている構図だ。
一方でディフェンシブ株には資金が向かった。メルクは+3.73%、ユナイテッドヘルスは+2.33%、ジョンソン・エンド・ジョンソンは+2.05%と2%超上昇。P&Gも+2.09%と堅調だった。ウォルマートは+2.81%と2%超上昇し、生活必需品関連への資金シフトが確認された。ベライゾンも+2.54%と上昇している。
セクター動向を見ると、金融・情報技術が大幅安、ヘルスケア・生活必需品が上昇という明確な資金移動が起きた一日だった。市場は景気敏感株や成長株からディフェンシブ株へとポジションを移している。
ダウ構成銘柄で指数へのマイナス寄与が最大となったのはゴールドマン・サックスだ。7%超の急落は指数インパクトが極めて大きく、ダウ急落の直接要因となった。一方、アメリカンエキスプレスの7%超安も金融株全体の不安心理を増幅させた。
総じて2月27日の米国株は、金融株急落とハイテク失速が重なったリスクオフ相場であった。指数全体は調整局面入りの様相を強めている。
