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    米国株、ダウ小幅高もナスダック急落 エヌビディア5%超安が市場を直撃
    半導体大手エヌビディアの急落がハイテク株全体に波及し、ナスダックが大幅安となったことが本日の最大の変動要因だ。一方で金融株が支えとなり、ダウ平均は辛うじてプラス圏を維持した。

    NYダウ平均 49,499.20(+17.05)
    ナスダック 22,878.38(-273.69)

    米国時間2026年2月26日の米国株式市場はまちまちの展開となった。ナスダックは1%超下落し、ハイテク主導で売りが広がった。対照的にダウ平均は小幅ながら上昇し、指数間の温度差が鮮明となった。

    セクター別では情報技術が大きく売られた。半導体ではエヌビディアが前日比-5.47%と急落し、AI関連株のセンチメントを一気に冷やした。出来高も急増しており、短期資金の手仕舞いが集中した格好だ。AIテーマの過熱修正が進んだことで、ナスダック全体を押し下げた。

    クラウド関連ではアマゾン・ドット・コムが-1.29%、アップルが-0.47%と軟調。マイクロソフトは+0.28%と小幅高を維持したが、ハイテク全体の重荷を打ち消すには至らなかった。AI関連の象徴であるエヌビディアの下落インパクトが極めて大きい一日だった。

    一方で金融株は堅調だった。アメリカンエキスプレスは+2.52%と2%超上昇し、ゴールドマン・サックスやJPモルガンも上昇。金利動向が安定する中で金融株への資金流入が続いている。

    個別ではセールスフォースが+4.03%と大幅高。企業向けIT投資の堅調さが評価された。インターナショナル・ビジネス・マシーンズ(IBM)も+1.85%と強く、AI関連でも銘柄間で明暗が分かれる展開となった。

    ダウ構成銘柄ではアメリカンエキスプレスの+2.52%が指数へのプラス寄与で目立った。価格水準と値幅の大きさから指数押し上げ効果が高い。一方、メルクは-2.54%と2%超下落し、ヘルスケアの弱さが一部重荷となった。

    総じて2月26日の米国株は、半導体株の急落がナスダックを直撃する一方、金融株がダウを支える構図だった。AI関連のボラティリティが改めて浮き彫りとなり、指数間の分断が進む局面に入っている。

株式情報更新 (2月27日)


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