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    決算 2026/1/29 15:40
    (6702) 富士通 3Q累計で利益急拡大。通期営業利益を3,600億円(従来3,250億円)へ上方修正、年間配当も50円(従来30円)に引き上げ。
    富士通が1月29日に発表した2026年3月期第3四半期累計(2025年4月〜12月)の連結業績は、売上収益が2兆4,511億円(前年同期比1.8%増)、営業利益が2,110億円(同ほぼ2倍)と大幅な増益となった。最終損益は3,436億円の黒字で、事業売却益を含むものの、本業ベースでも収益性改善が際立っている。

    業績を牽引したのはサービスソリューション事業だ。国内ではDXやモダナイゼーション案件が堅調に推移し、価格戦略や生産性向上の効果も寄与した。調整後営業利益率は9%台まで上昇し、サービス企業としての体質転換が数字として明確になった。一方、ハードウェア関連は売上面で伸び悩んだものの、構造改革の進展により利益面では下支えとなっている。

    こうした進捗を踏まえ、会社側は通期の連結業績予想を上方修正した。売上収益は3兆5,300億円(従来3兆5,380億円)、営業利益は3,600億円(従来3,250億円)、最終利益は4,250億円(従来3,900億円)を見込む。利益率改善を背景に、収益の質が一段と高まる見通しだ。

    株主還元についても強化が打ち出された。年間配当は50円(従来30円)へ大幅に引き上げられ、フリーキャッシュフローの拡大分を還元に充てる方針が明確となった。自己株式取得と合わせた総還元姿勢は、市場評価の下支え材料となりやすい。

株式情報更新 (2月6日)


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