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(7731) ニコン 先進後工程向け露光装置「第3の柱」に育成へ
(7731)ニコンは、次世代半導体の需要拡大を見据え、先進後工程向け露光装置を戦略的な「第3の柱」として事業展開を加速している。特に人工知能(AI)や高性能デバイス向けの先端パッケージ市場の拡大を背景に、マスクレス・デジタル露光技術など新機種の投入を進め、2030年度には当該分野で売上高200億円の達成を目指す方針を打ち出した。
この新分野は、従来のメインであった半導体前工程やフラットパネルディスプレイ(FPD)に続く成長領域として期待されている。既に大手半導体メーカーとの協業を進めつつ、新技術の開発投資も積極化。デジタル露光装置は2026年度に市場投入予定で、業界の高度化ニーズに対応する。
2026年3月期通期見通しでは、全社の売上収益は7,100億円、営業利益360億円、当期利益300億円(前年比+239億円)を見込む。精機部門単体では売上高が▲169億円と減収ながら、サービス収入の増加や構造改革によって営業利益は+105億円の120億円を見込む
この新分野は、従来のメインであった半導体前工程やフラットパネルディスプレイ(FPD)に続く成長領域として期待されている。既に大手半導体メーカーとの協業を進めつつ、新技術の開発投資も積極化。デジタル露光装置は2026年度に市場投入予定で、業界の高度化ニーズに対応する。
2026年3月期通期見通しでは、全社の売上収益は7,100億円、営業利益360億円、当期利益300億円(前年比+239億円)を見込む。精機部門単体では売上高が▲169億円と減収ながら、サービス収入の増加や構造改革によって営業利益は+105億円の120億円を見込む