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(6762)TDKは、スマートグラス関連技術を手掛ける米ソフトアイ社の買収を発表した。買収額は1億ドル(約145億円)未満とみられ、ソフトアイはTDKの完全子会社となる。ソフトアイは、スマートグラス向けのカスタムチップやカメラ、ソフトウエア、アルゴリズムを開発し、アイトラッキング(視線追跡)や物体認識など先端技術を持つ。今回の買収で、TDKは視線の動きでAIとコミュニケーションできる新しいヒューマンマシンインターフェース(HMI)の実現を目指す。
TDKは従来からスマートフォンやスマートグラス向けに小型電池を供給してきたが、AI関連技術への投資を強化し、成長戦略を一段と加速させる。ソフトアイの低消費電力チップや視線意図検出技術は、今後のAR/VR市場拡大に不可欠とされており、TDKの電子部品事業とのシナジーが期待される。
TDKの2025年3月期連結決算は、売上高2兆2,048億円(前期比4.8%増)、営業利益2,242億円(同29.7%増)、最終利益1,672億円(同34.1%増)と全項目で過去最高を更新した。2026年3月期は、売上高2兆1,200億〜2兆2,000億円、最終利益1,350億〜1,700億円を予想しており、スマートグラスやAI関連分野での成長が今後の業績を左右する構図だ。
TDKは従来からスマートフォンやスマートグラス向けに小型電池を供給してきたが、AI関連技術への投資を強化し、成長戦略を一段と加速させる。ソフトアイの低消費電力チップや視線意図検出技術は、今後のAR/VR市場拡大に不可欠とされており、TDKの電子部品事業とのシナジーが期待される。
TDKの2025年3月期連結決算は、売上高2兆2,048億円(前期比4.8%増)、営業利益2,242億円(同29.7%増)、最終利益1,672億円(同34.1%増)と全項目で過去最高を更新した。2026年3月期は、売上高2兆1,200億〜2兆2,000億円、最終利益1,350億〜1,700億円を予想しており、スマートグラスやAI関連分野での成長が今後の業績を左右する構図だ。