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(9301) 三菱倉庫 増益・増配と自己株買いを実施 2026年3月期は最高益見通し
(9301)三菱倉庫は2025年3月期決算を発表し、連結営業収益は2840億円(前年比11.6%増)、営業利益は203億円(同7.2%増)、最終利益は318億円(同14.7%増)と増収増益を確保した。不動産分譲の寄与や物流事業の拡大が下支えとなった。
セグメント別では、物流事業の収益が2376億円(同9.3%増)、不動産事業は477億円(同23.8%増)となり、国際運送やマンション販売が大きく貢献。不動産事業の営業利益は136億円と前年比25.8%増を記録した。
一方、経常利益は持分法投資損失(特にベトナムITL社)などの影響で186億円と同23.6%減少したが、投資有価証券売却益の増加等により、最終利益は過去最高水準となった。
2026年3月期の業績見通しでは、営業収益を2900億円(同2.1%増)、営業利益を200億円、最終利益を404億円(同26.8%増)とし、再び過去最高を更新する見通し。経常利益は244億円と約58億円の増加を見込んでいる。
配当は2025年3月期において1株あたり32円(株式分割後換算)と増配を実施し、2026年3月期も36円に増額予定である。また、株主還元策として200億円・3300万株(発行済株式数の9.2%)を上限とした自己株式取得と、取得済株式の全数を2026年3月末に消却する方針を打ち出した
セグメント別では、物流事業の収益が2376億円(同9.3%増)、不動産事業は477億円(同23.8%増)となり、国際運送やマンション販売が大きく貢献。不動産事業の営業利益は136億円と前年比25.8%増を記録した。
一方、経常利益は持分法投資損失(特にベトナムITL社)などの影響で186億円と同23.6%減少したが、投資有価証券売却益の増加等により、最終利益は過去最高水準となった。
2026年3月期の業績見通しでは、営業収益を2900億円(同2.1%増)、営業利益を200億円、最終利益を404億円(同26.8%増)とし、再び過去最高を更新する見通し。経常利益は244億円と約58億円の増加を見込んでいる。
配当は2025年3月期において1株あたり32円(株式分割後換算)と増配を実施し、2026年3月期も36円に増額予定である。また、株主還元策として200億円・3300万株(発行済株式数の9.2%)を上限とした自己株式取得と、取得済株式の全数を2026年3月末に消却する方針を打ち出した