11月のADP雇用レポートによると、民間部門の雇用者数は14.6万人増加した。また、年間賃金上昇率は前年同期比4.8%となった。市場予想の16万人増を下回った。
大企業(従業員500人以上)が12万人の雇用を創出し、成長を牽引した。業種別では、
教育・医療サービスが5万人と最も多く、建設業が3万人、貿易・運輸・公益事業が2.8万人と続いた。一方、製造業は2.6万人の雇用減となった。
継続雇用者の賃金上昇率は4.8%と25ヶ月ぶりの上昇となった。なお、10月の雇用者数増加は23.3万人から18.4万人に下方修正された。