株テーマのランキング20位以下から急上昇した株テーマをピックアップした。

アウトドア(キャンプ)関連銘柄。新型コロナウイルスの影響で密を避けるためにキャンプ需要が増加し、キャンプ用テントの売上などが拡大した。また、テレワークの拡大で本来はキャンプ用品の折り畳みテーブルや椅子の売上も増加している。


●3028アルペン
スポーツデポやアルペンなどスポーツ用品店を全国展開している。一般スポーツ用品は不調も成長カテゴリーであるキャンプ用品やアウトドアアパレルの伸びが継続し、2020年6月期の経常利益は98.9％増の57億円となった。2021年6月期は30.6％増の75億円を計画している。引き続き成長市場であるアウトドアやスポーツアパレルを中心に強化する。


●7309シマノ
変速機やブレーキ部品など自転車部品を展開する。欧州や北米、中国市場で新型コロナウイルスの影響で小売店の休業の影響があるも、外出・移動の規制緩和により手軽なレクレーションや感染リスクの低い交通手段として自転車の需要が高まり、2020年12月期第2四半期(1-6月)の経常利益は4.3％増の361億円となった。通期は3.4％増の718億円を計画しており、増益となる見通し。


●7816スノーピーク
キャンプ用品やアパレル製造販売を展開する。緊急事態宣言により直営店やキャンプフィールドで一時休業や販売スタッフの一時引き上げなどを行い4月から5月にかけて売上高が減少したことから、2020年12月期第2四半期(1-6月)の経常利益は48.8％減の2.47億円となったが、通期は6.3％増の10.23億円を計画する。レジャーとしてのキャンプやグランピング、ワーケーションなどアウトドア関連の消費行動が継続するとしている。


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