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    決算 2020/5/21 08:01
    (6741) 日本信号 新興国の旺盛な鉄道インフラ需要を取り込み、過去最高益を更新
    前3月期売上は11.8%増の1116億円、営業利益は27.3%増の89億円、純利益は24.1%増の65億円と、過去最高益を更新した。受注高も4.6%増の1186億円となっている。鉄道事業では、JRや私鉄各社向けにATC(自動列車制御装置)などの信号保安装置が受注・売上ともに好調。無線式列車制御システム「SPARCS」も受注し、海外ではジャカルタ都市高速鉄道や韓国の金浦都市鉄道に採用された。新興国の旺盛な鉄道インフラ需要を取り込んでいる。

    国内ではJRや私鉄向けのホームドア受注売上があり、海外ではインド、タイ、バングラデシュで駅務自動化システムなどが好調。視覚障がい者がホームドアに接近した際の案内や、車両の開扉案内をする装置の開発も進めている。受注が好調で計画通りなら連続増収増益も見通せそうだが、新型コロナの影響が不透明として、今期業績予想は見送りとなった。

株式情報更新 (8月5日)


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