三菱ケミカルホールディングスは通期営業利益を1820億円から1440億円と20.9%下方修正した。年間配当も40円から32円に減配する。
新型
コロナウイルスの影響で、MMA・
炭素等のケミカルズ関連の需要が減少。機能商品セグメントで、ディスプレイ向け光学用途・
半導体用途・
自動車用途で更なる需要の低迷があったことなどが影響する。また、ヘルスケアセグメントでカナダのメディカゴが季節性
インフルエンザVLPワクチンの米国での開発を中止したことから、減損損失241億円を計上する。
三菱ケミカルホールディングスの株価は20.9円安の629.6円で推移している。