注目銘柄

    注目銘柄 2019/4/26 10:54
    (7974) 任天堂 市場コンセンサスを下回り、売り先行後はテンセントとの提携で下げ渋り。
    任天堂の2019年3月期売上は4.1%増の1兆2500億円、営業利益は4.1%増の2600億円、純利益は7.2%減の1800億円を計画する。前期はニンテンドースイッチ向けの「大乱闘スマッシュブラザーズ」が1381万本、「ポケットモンスターLet’sGo!ピカチュウ」が1063万本など、ソフト販売の好調がハード販売を押し上げていたが、さらなる加速を目指す。

    今期はニンテンドースイッチの普及ペースを拡大するために、4月から順次人気ソフトを投入する。ソフト販売は前期実績の1億1856万台に対して1億2500万台を計画、本体ハードも1695万台に実績に対して1800万台目標とした。この計画には中国テンセントとの提携による売上増は含まれていない。

    4月に「Nintendo Labo Toy-Con 04: VR Kit」、6月に「スーパーマリオメーカー2」、7月に「ファイアーエンブレム 風花雪月」を全世界で発売。シリーズ完全新作の「ポケットモンスター ソード・シールド」「どうぶつの森」「ゼルダの伝説 夢をみる島」を2019年内に発売予定。

    「テンセント社と、ニンテンドースイッチの中国発売に向けて共同で取り組んでいます」と正式に表明した。この程度のコメントならば、昨日の決算発表で披露しても良かったと思うが、寄り付き安値から株価は反発している。任天堂の株価は640円安の37870円。

株式情報更新 (4月29日)


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