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    注目銘柄 2026/6/17 06:43
    (9984) ソフトバンクグループ 新たな成長の芽=サイバー防御新サービス開始、自社診断で脆弱性1万500件
    (9984)ソフトバンクグループは16日、ソフトバンク、SB OAI Japanの3社で、米OpenAIの高度なAI技術を活用したサイバーセキュリティー対策ソリューション「Patching as a Service」の提供を始めると発表した。脆弱性診断から修復方針の策定、実装の提案までを一気通貫で支援する法人向けサービスで、SB OAI Japanが国内で順次提供する。まずは重要インフラを担う一部企業に対し、診断申し込みの受け付けを案内する。

    中核となるのはOpenAIサイバーセキュリティーに特化して開発したAI「GPT-5.5 Cyber」だ。企業システムへ疑似的な攻撃を仕掛けて弱点をあぶり出し、ソフトバンクの運用ノウハウと組み合わせて修復まで導く。サービス展開に先立ち、ソフトバンクは6月2日から自社の約700システムを対象に大規模な診断を実施したところ、1万500件もの脆弱性が見つかった。月5万回の攻撃に耐えてきた自負を覆す結果に、孫正義会長は「私もびっくりした」と漏らし、AIを悪用した攻撃の脅威を「大変な危機」と位置づけた。

    会見に参加した約130社は2億行まで無料で診断を受けられる。SB OAI Japanは現在50人の専門技術者を、現地対応も含め1000人規模まで増やす方針だ。孫氏は「最先端AIで守り抜きたい」と決意を語り、宮川潤一社長は実践で得た知見を武器に、重要インフラを狙う高度な脅威に立ち向かう構えを示した。

    市場では、巨額の先行投資が続くOpenAIとの提携を、具体的な収益事業へと落とし込む第一歩として注目が集まる。攻撃の自動化が進むなか防御需要は急拡大しており、ソフトバンクグループにとって新たな成長の芽となるかが今後の焦点だ。

株式情報更新 (6月16日)


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