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2026/2/4 16:01
(8306) 三菱UFJフィナンシャル・グループ 26年3月期3Q決算 金利上昇が追い風、通期最終益2.1兆円達成へ視界良好
三菱UFJフィナンシャル・グループが発表した2026年3月期第3四半期累計(2025年4月〜12月)の連結業績は、経常収益が10兆6,438億円(前年同期比3.6%増)、経常利益が2兆5,092億円(同3.6%増)となった。親会社株主に帰属する四半期純利益は1兆8,135億円(同3.7%増)と高水準を維持し、3Q累計としては過去最高クラスの利益水準となっている。
収益面では、国内外の金利上昇を背景に資金利益が堅調に推移した。国内業務では預貸金利回差が拡大し、2行合算ベースで預貸金利回差は0.92%と前年同期から改善した。海外では北米・アジアを中心に貸出残高が増加し、グローバル事業が全体の利益成長を下支えした。
一方、株式等関係損益は1,833億円と前年同期比で減少した。前年は政策保有株の売却益が高水準だった反動が出た格好だが、持分法による投資損益は5,829億円と拡大し、総合的には利益を補完している。与信関係費用は3,429億円と前年同期から改善しており、信用コストは引き続き低位で安定している。
財務面では、自己資本比率は5.1%と前期末から改善した。不良債権比率は0.98%と低水準を維持しており、資産健全性に大きな懸念は見られない。株主還元についても、2026年3月期の年間配当は1株74円を計画しており、配当水準の着実な引き上げ姿勢が続く。
通期については、親会社株主に帰属する当期純利益2兆1,000億円という目標を据え置いている。3Q累計の進捗率は約86%に達しており、市場では「計画達成はほぼ確実」との見方が優勢だ。今後は日銀の金融政策正常化の進展が収益押し上げ要因となる一方、海外景気減速や市場変動の影響をどこまで吸収できるかが、株価評価の次の焦点となりそうだ。
収益面では、国内外の金利上昇を背景に資金利益が堅調に推移した。国内業務では預貸金利回差が拡大し、2行合算ベースで預貸金利回差は0.92%と前年同期から改善した。海外では北米・アジアを中心に貸出残高が増加し、グローバル事業が全体の利益成長を下支えした。
一方、株式等関係損益は1,833億円と前年同期比で減少した。前年は政策保有株の売却益が高水準だった反動が出た格好だが、持分法による投資損益は5,829億円と拡大し、総合的には利益を補完している。与信関係費用は3,429億円と前年同期から改善しており、信用コストは引き続き低位で安定している。
財務面では、自己資本比率は5.1%と前期末から改善した。不良債権比率は0.98%と低水準を維持しており、資産健全性に大きな懸念は見られない。株主還元についても、2026年3月期の年間配当は1株74円を計画しており、配当水準の着実な引き上げ姿勢が続く。
通期については、親会社株主に帰属する当期純利益2兆1,000億円という目標を据え置いている。3Q累計の進捗率は約86%に達しており、市場では「計画達成はほぼ確実」との見方が優勢だ。今後は日銀の金融政策正常化の進展が収益押し上げ要因となる一方、海外景気減速や市場変動の影響をどこまで吸収できるかが、株価評価の次の焦点となりそうだ。

