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    決算 2026/2/3 15:41
    (7974) 任天堂 Switch2効果で業績急回復 26年3月期3Qで売上ほぼ倍増
    (7974)任天堂の2026年3月期第3四半期累計(2025年4~12月)連結決算は、売上高1兆9059億円、営業利益3003億円、最終利益3589億円となった。前年同期比で売上高はほぼ倍増し、営業利益は21%増、最終利益は51%増と大幅な増収増益を達成した。

    業績回復の最大要因は、2025年6月に投入した次世代機「Nintendo Switch 2」の順調な立ち上がりだ。第3四半期までのハード販売台数は1737万台、ソフト販売本数は3793万本に達した。ローンチタイトルの「マリオカート ワールド」が1403万本と高水準の販売を記録したほか、「ドンキーコング」「カービィ」など主要IPが軒並みヒットした。

    従来機であるNintendo Switchも依然として底堅く、ハード325万台、ソフト1億893万本を販売した。Switch2がSwitch向けソフトとの後方互換を備えている点が、定番タイトルの販売継続と稼働率維持に寄与している。デジタル売上高も2820億円と前年同期比で2桁増を確保した。

    一方、IP関連収入は映画関連の反動減により545億円と減少したが、ゲーム事業の伸びで十分に吸収した。営業外では為替差益や持分法投資利益が利益を押し上げ、投資有価証券売却益も最終利益を押し上げる要因となった。

    会社側は26年3月期通期予想を据え置き、売上高2兆2500億円、営業利益3700億円、最終利益3500億円を見込む。市場では、Switch2の初動が想定以上に強い点を好感する一方、来期以降の販売持続力やソフトラインアップの拡充が株価評価の分岐点になるとみられている。短期的には材料出尽くしに注意が必要だが、次世代機サイクル入りによる中期成長期待は依然として大きい。

株式情報更新 (2月6日)


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