日本信号は、インドのベンガルール中心地区高度道路交通情報管理システム導入計画プロジェクトにおける交通信号システムを受注した。ベンガルールは人口が1000万人を超える大都市だが、2019年のランキングで世界一位となるほど、交通渋滞が慢性化している。渋滞レベルは、ムンバイ（ランキング4位）の65％に比べても、71％と非常に高く、通勤ラッシュの朝夕は混雑レベルは100％を超える。

日本信号は、29カ所の交差点に設置する信号灯器、信号制御機、車両感知器などを納入し、2022年度に運用を開始する。同社はチェンナイメトロ、デリーメトロなど都市鉄道プロジェクトは手掛けたが、インドでの交通信号システムは初の受注となる。