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    決算 2020/7/31 20:19
    (5201) AGC 中間期営業利益は50.4%減 通期は60.6%減を計画
    AGCの2020年12月期第2四半期(1-6月)の営業利益は50.4%減の205億円となった。新型コロナウイルスの影響を受けた自動車用ガラスや建築用ガラスなどの需要減などが影響した。

    セグメント別では、ガラスの営業利益は▲208億円(前期は74億円)。建築用ガラス、自動車用ガラスとも需要が大きく減少した。自動車用ガラスでは、自動車生産は中国が2月、西中欧・米州・タイが4月、日本が5月に底を打ち、中国の出荷は回復。日本・タイ・インドネシアは第1四半期に対して減少。米州・欧州の4月の出荷はほぼゼロとなった。

    電子の営業利益は190%増の174億円。ディスプレイの液晶用ガラス基板や電子部材のオプトエレクトロニクス・半導体関連部材の出荷に大きな影響はなかった。

    化学品の営業利益は13.3%減の227億円。クロールアルカリ・ウレタンはアジアのロックダウン等で製品市況が悪化。フッ素・スペシャリティは輸送機器や建設用途向けのフッ素関連製品需要が減少した。

    2020年12月期の業績予想を発表し、営業利益は60.6%減の400億円とした。新型コロナウイルスの影響による経済活動の段階的再開で、第2四半期を底として緩やかに回復することを前提としている。

    AGCの株価は72円安の2958円で推移している。

株式情報更新 (5月18日)


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